「不可能だった」大谷翔平とエンゼルスはなぜ再契約しなかった!? 米メディアに激白「1番の問題点は…」
大谷翔平選手は2023年のトレード期間中に移籍せず、残留したものの最終的に2023シーズンのオフに6年間過ごしたロサンゼルス・エンゼルスを離れた。そして、同選手を巡る争奪戦が勃発したものの、エンゼルスは再契約を目指さなかった。その理由が判明したと米公式サイト『MLB.com』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷は昨季オフ、エンゼルスからフリーエージェント(FA)になった後、ロサンゼルス・ドジャースと史上最高額の10年総額7億ドル(約1041億円)という巨額の契約を結んだ。ドジャースだけでなく、トロント・ブルージェイズやサンフランシスコ・ジャイアンツも最後まで争っていたが、そこにエンゼルスの名前は無かった。 同メディアは「2024年に向けて、エンゼルスは財政面から現実的になる必要があった。マイク・トラウトが2030年まで1シーズンあたり3710万ドルの契約を交わしており、アンソニー・レンドーンが2026年まで3850万ドルで契約しているため、大谷との再契約は不可能だとアルテ・モレノ氏は語った。また、2023年シーズン前とシーズン中に大谷に対して多くのトレードオファーがあったが、計画はポストシーズン出場権を争うことだったと付け加えている」と報じ、1番の問題点は財政面だったことを示唆している。しかし、球団史上最悪の99敗という屈辱を味わったことで、来季に向けては「現実的で競争力のあるチームを作らなければならない」と語り、2024シーズンに比べて給与総額が上がることを示唆した。
ベースボールチャンネル編集部