ロシア、独空軍会議を傍受か ショルツ氏「深刻な問題」
【ベルリン共同】ドイツの複数メディアは2日までに、ロシア国営メディア「RT」がドイツ空軍高官のオンライン会議の録音音声を公開し、ドイツ国防省が「空軍内部の会話を傍受された」として調査を始めたと報じた。ショルツ首相は同日「非常に深刻な問題だ」と述べた。 音声は、ウクライナが求めている射程約500キロの巡航ミサイル「タウルス」のウクライナへの供与について議論する内容という。タウルスがロシア国内やクリミア半島に届くため、ショルツ氏は戦闘激化を懸念し、供与をこれまで否定してきた。 報道によると、約30分間の音声が1日に公開された。