《大きくて甘い》伝統野菜「弘岡かぶ」収穫最盛期【高知】
高知さんさんテレビ
こちらをご覧ください。大きいですよね。この大きいカブの収穫が高知市春野町で収穫の最盛期を迎えています。 つややかに輝く大きなカブ。高知市春野町の弘岡地区で明治初期から作られている伝統野菜「弘岡カブ」です。 弘岡カブは一般的なカブより実が大きく甘みがあり、シャキシャキとした食感が特徴です。弘岡地区は昼と夜の寒暖差が大きく水はけも良いことからカブの栽培に適しています。11月下旬から収穫が始まり、いま最盛期です。 松田正彦さんのおよそ30アールの畑では1日800キロを手作業で収穫しています。特別に田村アナウンサーが収穫体験させてもらいました。 田村優介アナウンサー: 「よいしょ!白くて丸々としたカブがとれました。ただ今年は猛暑の影響を受けたということです」 今年は猛暑の影響で根の張りが弱くなるなど生育に影響が出たものもありましたが、12月に入ってからの寒さでこれから実が大きくなり甘さも増してくるということです。 弘岡カブ生産者・松田正彦さん(67): 「今年は温暖化の影響で種をまく時期も遅くなったし。それでもまあまあですけどできましてうれしいですね。ただもうおいしく食べてもらいたいですね。それだけです」 収穫された弘岡カブは地元の食品会社石元食品で加工されます。塩水に一晩漬けたあと5日ほど甘酢に漬けます。 田村優介アナウンサー: 「いただきます歯触りがなめらかです。甘酸っぱくておいしいです。ご飯にもお酒のつまみにも合います」 石元食品・石元伸幸社長 「生産者も加工者も一生懸命作っておりますので、消費者の皆さんにはぜひ楽しんでおいしく召し上がっていただいたらうれしいです」 弘岡カブの収穫は1月下旬まで続きます。
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