五輪コースで市民マラソン 一般ランナー、パリを走る
【パリ共同】パリ五輪の男子マラソンが行われた10日夜、一般ランナーが同じコースを走る市民マラソンのイベントが行われた。大会組織委員会が実施前に発表した参加予定人数は約4万人。沿道からは「アレ(行け)」という声援が送られ、11日未明にかけて参加者が夜のパリを走り抜けた。 「広く開かれた大会に」という大会スローガンに沿った新たな試みの一つで、組織委によると40万人超から応募があった。マラソンの部と10キロの部があり、パリ市庁舎をスタート。名所を巡り、皇帝ナポレオンも眠るアンバリッド(廃兵院)のゴール地点ではランナー同士が手を取り合って走り終える姿も見られた。