家賃滞納と「怪しい行動」を繰り返す40代・入居女性…。探偵の素行調査で発覚した“女性の隠された生活の真相”【相続診断士の探偵が解説】
「この入居者は怪しい気がする」…直観は的中する?
マンションオーナーが特定の入居者に対して、「この人は怪しい」と感じた場合、その直観は的中していることが多いようです。特に長年、不動産経営を続けてきたオーナーは、経験則から不良入居者を見抜く感覚が磨かれています。 もちろん「怪しい気がする」という理由で入居者を退去させることはできません。また、家賃滞納などの問題行為があったとしても、借主は借地借家法によって手厚く保護されているため、それだけでは退去させることが難しいケースも多いです。 しかし、今回ご紹介したケースのように、素行調査を行うことで、契約違反に該当する行為が発覚することは多いです。契約違反の証拠となる写真を時系列にまとめた報告書見せれば、言い逃れをされることなく、スムーズに退去してもらうことができるので、諦めないでほしいと思います。 若梅 秀孝 MJ リサーチ綜合探偵社 取締役
若梅 秀孝
【関連記事】
- なぜ物価の安いエリアに引っ越さないのか―― 東京都港区の貧困層、大都会の片隅で #令和のカネ #令和の親
- 世帯年収1,310万円の30代夫婦、6,000万円の住宅ローン審査に落ちて呆然…銀行員から「こっそり提案されたこと」、その後の顛末【FPが解説】
- 30代長男の死…嫁は「私たちを頼らないでください」と言い残し、孫を連れて海外移住。食堂で働き詰めの高齢母が、涙をこらえて遺した〈まさかの遺言書〉
- 平均手取り「30万円」より悲惨…日本でますます浮き彫りになる「恐ろしい経済格差」
- 夫婦で月39万円もらえるはずが…67歳夫、年金機構から届いた「年金支給停止」の通知に戦慄。トドメに、「妻の年金まで減額」の悲劇【FPが解説】