オランダGP予選13番手の角田裕毅、他車2台降格で決勝は11番グリッドの見通し…本人は予選結果に不満も決勝での逆襲に意欲|F1
2024年F1第15戦オランダGP予選を終え、予選13番手だった角田裕毅がコメントを発している。 【動画】「速い!速すぎる!」 母国GPのフェルスタッペンを上回ったのはランド・ノリス!今季3度目のPPを獲得 角田は予選Q1を12番手タイムで勝ち上がる。Q2では15台が0.8秒以内にひしめく大混戦となる中、ルイス・ハミルトンやカルロス・サインツといった上位勢のドライバーも脱落となる波乱が起こった。角田はこのQ2で13番手タイムとなり、Q3進出を逸する形に。 土曜日のセッションを終え、角田は「この結果について、本当に残念に思っている。FP2からかなりペースが落ちたように感じる」と述べている。チーム公式メディアがその言葉を伝えた。 「自分のラップには満足していましたが、何らかの理由により本来のペースに足りなかった」 「ある程度予選で上を狙えると思っていましたが、Q1でかなり苦戦することになったし、トップ10に入るのもかなり大変だった。実際にデータを分析して、何が起こったのかを振り返ってみる必要があると思う」 金曜日のFP2では7番手タイムだった角田。もっと前のグリッドを狙えるという手応えもあったため、Q2敗退予選13番手という結果は、不本意だったようだ。そして決勝での巻き返しに意欲を示している。 「ポイント獲得に向けて、このスタート位置は悪くないですが、ここ2日間は天候が非常に不安定でした。昨年のレースでも何が起きるかわからない(スタート時はドライもウェット、ドライ、ウェットと何度も路面状況が変化)状況でしたし、とにかくベストを尽くしたい」
なお、予選8番手のアレクサンダー・アルボンが車両規定違反により最後尾降格となり、予選12番手のハミルトンはQ1でセルジオ・ペレスのアタックを妨害したとして、3グリッド降格となった。 これにより角田は予選13番手だったが、決勝では11番グリッドからレーススタートとなる見通し。 ポイント争いがし烈を極める中、角田は夏休み明け初戦からポイントを獲得できるのか、決勝での奮闘に期待したいところだ。