イブラヒモヴィッチがミラン元監督のフォンセカに謝罪「発言させたのは我々の間違いだった」
ACミランのレジェンドであるズラタン・イブラヒモヴィッチ氏が、同クラブの指揮官を解任されたパウロ・フォンセカ氏を擁護した。2024年12月31日、イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えた。 ミランは今季はじめにフォンセカ新監督の元で再出発したが、ここまでセリエA第18節終了時点で首位アタランタから14ポイント差の8位と低迷。30日には、同指揮官を解任し、元ポルト指揮官セルジオ・コンセイソン氏の招聘を発表した。 ミランのシニアアドバイザーとして幹部入りしたイブラヒモヴィッチは新監督就任会見に出席。元監督への感謝を口にした。 「フォンセカのこれまでの功績に感謝する。彼はプロフェッショナルであり、最大限の敬意を表したい」 その後、ミランのレジェンドは解任の理由を説明。「成績の継続性を達成できなかったためだ。ミランでは成績が重要だ。彼を解任するという決定は試合後(ローマ戦)に下された。彼に(記者会見で)発言させたのは我々の間違いだった。我々は彼に謝罪する」と、解任の責任をフォンセカ一人に背負わせてしまったことを詫びた。 「責任はコーチだけのものではなく、全員で共有しなければいけない。そして、それらをどのように改善していくか知らなければならない。しかし、ミラノでは良くも悪くも常にすべてが準備されている。プランAとプランBがあり、パニックに陥るような選択肢はなかった。私たちがコンセイソンを選んだのは、彼が直接的な男であり、個性をもたらし、勝者であり、すでにレースに出場して良い成績を収めているからだ。彼はすでに明確な目標を持っていたし、私たちは彼に可能な限り最善を尽くせるよう強力しなければいけない。スーパーカップは明らかに我々の目標だ」 1月4日にイタリアスーパー杯(スーペル・コッパ準決勝)でユヴェントスと対戦するミラン。本試合がコンセイソン新監督の初陣となる。