「1時間の降水量」が過去最も多かった都道府県は? 正解者7割のランキングを見る
今年は梅雨入りが遅れています。一番早い梅雨入りとなった沖縄でも平年より11日、昨年より3日遅い梅雨入りとなりました。 ◆◆【都道府県ランキング】「1時間の降水量」が過去最も多かった都道府県トップ3を見る 2024年6月20日時点で更新されている気象庁の梅雨入りの速報値は四国地方までで、本格的な梅雨シーズンの到来は今週末と見られています。 梅雨の時期になると心配なのがゲリラ豪雨ですが、過去最も1時間の降水量が多かった都道府県がどこなのか、皆さんは知っていますか。 くらしとお金の経済メディア「LIMO」でアンケート調査を実施しましたので、その結果を公開します。 記事の後半では、国土交通省の最新データによる水害被害額も紹介していますのでぜひ最後までご覧ください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
LIMO独自アンケート調査の設問リスト
設問:日本で1時間の降水量が「過去最も多かった」都道府県は? ・沖縄県 ・長崎県 ・千葉県
日本で1時間の降水量が「過去最も多かった」都道府県 正解者は7割
気象庁の「歴代全国ランキング」によると、1時間の降水量が観測史上最も多かったのは、千葉県と長崎県の「153mm」でした。 千葉県では1999年10月27日に、長崎県では1982年7月23日に観測しています。 LIMOのメルマガ会員を対象にしたアンケートでは、不正解の選択肢である「沖縄県」を選んだ人は29%であり、約7割の人が正解する結果となりました。ちなみに長崎県を選んだ人が58.1%、千葉県を選んだ人は12.9%でした。 興味深いのは、1時間の降水量の歴代トップの県がいずれも、日降水量の歴代ランキングではランキング外(20位外)だったことです。 1時間の降水量では歴代トップ記録とはならなかった沖縄県ですが、日降水量では6位(与那国島)と20位(多良間)にランクインしています。 沖縄県の夏は積乱雲が発生しやすく局地的に大雨が降ることがままあります。現地の人には馴染みのある気象現象で、方言で「カタブイ」と言われています。