今年の静岡県内の紅葉は…オクシズを調査
暖かい日が続いている今年の秋。紅葉の人気スポットでは今どれだけ色づきが進んだのでしょうか?静岡県内の紅葉、その最前線を取材しました。 笹村朱里アナウンサー: 「暖かさの影響で異変が起きている今年の紅葉。全国的にも例年に比べて1週間から2週間ほど見ごろが遅れているといいます。果たして、県内の紅葉はどうなっているのでしょうか。オクシズエリアで調査してきます。」 向かったのは静岡市の中山間地域、通称“オクシズ”。 「武田信玄の隠し湯」としても知られる、梅ヶ島温泉を目指します。 笹村朱里アナウンサー(車窓): 「30分ほど走ってきました。安倍街道を梅ヶ島方面に進んでいます。山を見てみますと、緑が多いですね~。まだ紅葉は見られません」
わさびソフト
静岡市街地と梅ヶ島の中間地点に位置する、直売所では紅葉の色づきの遅さによって例年とは違った変化が。 真富士の里 三浦一枝さん: 「今年は夏がちょっと暑かったじゃないですか。すごく暑かったですよね。だもんで、紅葉がずれているみたいな感じで、まだ今からかなって感じ。10月に来たお客さんはまだ紅葉じゃないって、がっかりして帰られる方が多かった」 周辺の紅葉も、まだまだこれからといった様子。 こちらは人気の「わさびソフト」。 じつはこの商品にも“今年ならでは”のトピックが…。 笹村朱里アナウンサー: 「いただきまーす。さわやか~。すごく濃厚なバニラアイスクリームとほんのりわさびの風味が口の中に残ります。今、わさびソフトクリームは売れていますか?」 真富士の里 三浦一枝さん: 「売れますよ。今、暑い日が多いじゃないですか。食べる方も多いです」 紅葉は遅れているものの、季節外れの暖かさが思わぬ恩恵に。
赤水の滝
紅葉前線を求め、さらに北上。 やって来たのは、「赤水の滝」。 笹村朱里アナウンサー 「どうだ~、あっ見えました。こちらが赤水の滝ですね。非常に迫力があります。ちょっとずつ葉が色づいていますけれど、さらに色づいてきたら、この紅葉と滝、一緒に楽しめたら、絶景ですね~」 落差50メートルの滝と紅葉のコラボレーション。 例年であれば、11月上旬が見頃ですが、今年はまだこれから楽しめそうです。 梅ヶ島に近付くほど、木々の色づきは濃くなっていきます。