新広島駅ビル、内部や路面電車乗り入れ部の姿は? 360度カメラなどで撮影 開業まで100日
建て替えが進むJR広島駅ビル(広島市南区)は14日で2025年3月24日の開業まで100日となる。中国新聞は12日、広島市の許可を得て新たな駅ビルの内部や2階広場に乗り入れる路面電車の「駅前大橋線」の高架橋を撮影した。 【360度画像】高架橋で撮影。クリックして動かせます。 2階広場は5階までの吹き抜けで壁は川面がゆらめくイメージのデザイン。ガラス面からは光が降り注いでいた。3~5階に開業する商業施設ミナモアの店舗やテラスからは路面電車の乗降場を見下ろせるようになる。 2階広場から駅前交差点へ伸びる駅前大橋線の高架橋の工事も終盤に入っており、レールを敷く溝ができていた。市交通施設整備部は「陸の玄関にふさわしいシンボリックなおもてなしの空間にしたい」としている。 駅前大橋線は駅ビル開業から数カ月遅れ、25年夏ごろに開通する。駅前大橋線を含む広島駅南口広場の再整備事業は市とJR西日本、広島電鉄が連携して進めている。市は11月に再整備費が160億円増え、520億円に膨らむと発表している。
中国新聞社