中2男子いじめ自殺から13年 大津市の中学校で「命を思う集い」
ABCテレビ
滋賀県大津市で、中学2年の男子生徒がいじめを苦に自殺してから11日で13年が経ち、通っていた中学校で集いが開かれました。 13年前、大津市で当時13歳の中学2年の男子生徒が、同級生からのいじめを苦に自殺しました。 命日の11日、男子生徒が通っていた大津市立の中学校で「命を思う集い」が開かれ、教師や生徒約690人が黙とうしました。 (中学校の校長)「二度と悲しい出来事を繰り返してはならないと強く決意するとともに、その思いを風化させることなく、引き続き強い気持ちをもって、いじめ防止対策に取り組んでまいりたい」 亡くなった男子生徒をめぐっては、裁判でも自殺といじめの因果関係が認められ、同級生2人に損害賠償を命じた判決が、2021年に確定しています。
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