眠りが浅い、寝つきが悪い...長年の悩みを「スリープマスター」に相談したら、意外な“眠りのクセ”がわかった!
うわぁ、記憶にございません……。よく夢を見るので眠りが浅い自覚はあったのですが、そんなに覚醒しているだなんて! ショック。寝ているときってもちろん記憶はないので、こうやって自分がどんな状態かわかるのはありがたいですね。 ちなみに、寝つきまでにかかった時間も測定結果で確認できます。岡村さんによると、「布団に入ってから眠りにつくまで、10分かからないぐらいが理想的。逆に早すぎても問題で、いつ眠りに落ちたのか記憶がない、いわゆる“寝落ち”が多い状態だと、慢性的な睡眠不足が疑われます」とのこと。 今回、私は「寝返りの多さ」と「中途覚醒」が問題だったため、寝具の見直しをすすめられましたが、結果によってアドバイスも変わってくるそうです。
温度、湿度、明るさ…自宅の睡眠環境をチェック!
そして、お次は「寝室環境チェックセンサー」による睡眠環境状態のチェック。計測機器を睡眠環境に1~2週間程度置いておくことで、 ・温度 ・湿度 ・照度(部屋の明るさ) ・音圧 の4項目の総合点と、部屋の環境が3段階で診断されます。
私の部屋は4項目に問題がなく「良い環境です」という結果に。睡眠環境が悪くないということは、ますます「寝具が合っていないからよく眠れていない」説が濃厚になってきました。こうやって、計測するからこそ、理想的な眠りを妨げている原因を突き止めていくことができるんですよね。
「寝床内環境」ってなに?
さらに岡村さんは、室温からおすすめの寝具の組み合わせも導き出してくれます。 「寝ているときの布団の中の温度・湿度といった環境のことを『寝床内環境(しんしょうないかんきょう)』と言います。布団の中の温度は33±1℃、湿度は50±5%になるような寝具を選んであげると、非常に快適に眠ることができるとされています。想定として、冬場は室温が22℃前後、夏場は25℃前後で湿度50%程度という条件だった場合、どのような掛け寝具を選べばいいか? 私たちスリープマスターは、そうした季節ごとの寝具選びのご提案もしています」