【キーンランドC展望】連覇に挑むナムラクレア、函館スプリントS覇者サトノレーヴなどが参戦
「キーンランドC・G3」(25日、札幌) 昨年の覇者ナムラクレアが、連覇へ向けて視界良好。1週前は函館芝で追われ、しまい重点に5F69秒6-39秒0-11秒9をマークした。騎乗した浜中は「今年はヴィクトリアMを使わなかったのでリフレッシュできている」と好感触を得た様子。あくまでも目標は先だが「秋に大きいところを獲らせてあげられるように、しっかりと始動戦に臨みたい」と気を引き締めていた。 函館スプリントSの覇者サトノレーヴもV候補だ。短距離重賞で活躍したハクサンムーンの半弟が、5歳にして本格化。7月下旬から丹念に乗り込まれており、重賞連勝へ向けての準備は着々と進んでいる。6月の青函Sを制し、北海道の洋芝で5戦5勝としたモリノドリームにも注目。こちらは18日に函館Wで5F69秒1-39秒3-12秒5を計時し、ここを目標に好仕上がり。得意の舞台で重賞初制覇を目指す。 昨年11月に豪州の高額賞金レース・ゴールデンイーグルを制したオオバンブルマイも参戦する。栗東で入念に乗り込まれて好気配。昨年のNHKマイルC3着以来となる国内戦でどんな走りを見せてくれるか。 ほかにも、しらかばSを鮮やかに差し切ったゾンニッヒ、UHB賞を快勝して中1週で挑むプルパレイ、フィリーズRを制した3歳牝馬のエトヴプレなど、好メンバーが顔をそろえた。