太陽光発電事業を検討 ゴルフ場・棚倉田舎倶楽部、一部コースで
福島県棚倉町のゴルフ場棚倉田舎倶楽部が、運営する3コースのうち1コースで、太陽光発電事業を始めることを検討していることが26日、同倶楽部への取材で分かった。 同倶楽部によると、経営状況の悪化などを理由に運営する東、西、中の3コースのうち、西コースの9ホールを閉鎖し、太陽光発電パネルを設置することを検討中だという。須藤勇次支配人は「具体的にはまだ何も決まっていない。来年は27ホールで運営する予定」と話した。太陽光発電事業に反対する同倶楽部のメンバーらは25日、事業計画の見直しを求める署名約3千筆を須藤支配人に手渡した。 同倶楽部は、日米大学対抗ゴルフ選手権が開催されるなど、名門コースとして知られている。運営する棚倉開発はプロゴルファー石川遼選手の父勝美氏が社長を務めている。
福島民友新聞