富山県砺波市舞台の映画「オンダン ソンラ」、先行上映始まる 出演者ら舞台あいさつ
日本とトルコの外交関係樹立100周年を記念し、富山県砺波市と同市の姉妹都市、ヤロバ市で撮影された映画「Ondan sonra(オンダン ソンラ)」の舞台あいさつが15日、砺波市のイオンシネマとなみであり、主演を務めた俳優の山田真歩さんや入善町出身の俳優、彩雪(あやせ)さんらが登場した。 2人に加え、山本大策監督、いずれも俳優の彩凪(あやなぎ)翔さん、矢柴俊博さん、夏野修市長の6人が出席。山本監督は「砺波の人に愛される作品になれば」とあいさつした。 出演者は方言のあるせりふの苦労や厳しいスケジュールだったことなど撮影の舞台裏を明かした。彩雪さんは「砺波市の落ち着いた風景が地元入善町と似ていてリラックスしながら撮影できた」、山田さんは「温かい目で見守って最後まで楽しんでもらえればうれしい」と話した。 物語では砺波市の主婦がアルバイトを始めて社会の厳しさや楽しさを実感し、さまざまな出会いを通じて成長していく。15日はイオンシネマとなみとJMAXシアターとやまで先行上映が始まり、全国で順次公開される予定。