【MLB】 ナショナルズが一塁手ベルと契約 1年600万ドル 若手が揃う打線に厚み
日本時間12月30日、FAとなっていた一塁手ジョシュ・ベルとナショナルズが契約したと「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者らが報じた。契約は1年600万ドル。 【特集】2024年オフシーズンの移籍情報まとめ 32歳のベルは来季でメジャー10年目の一塁手。これまでオールスターとシルバースラッガーに輝いた実績もある。ただ、今季はマーリンズで109試合、14本塁打、OPS.699と不振。夏のトレードでダイヤモンドバックスに移籍すると、41試合で5本塁打、OPS.796と盛り返したが、それでもトータルではOPS.725とキャリアワースト2位の成績に沈んだ。来季は1年600万ドルと格安の契約で復活を狙う。 ナショナルズは先日、トレードで一塁手ナサニエル・ロウを確保したばかり。ただ、ベルをDHに据えることで打線の厚みは確実に増した。有望株のジェームズ・ウッド、ディラン・クルーズら若手中心のチーム作りを進めるナショナルズにおいて、スタメンに30代はベルのみになると見られている。ここまでロウ、ベルの両一塁手獲得、マイク・ソロカとの契約など比較的静かなオフシーズンを送るナショナルズだが、投打にコアプレイヤーとなり得る若手が出てきているのも事実。課題のブルペン、三塁手の補強次第で、来季面白い存在になるかもしれない。