ドルトムントのヌリ・シャヒン招聘は正解だったのか ギラシ、バイアー、グロスら即戦力補強も、8位と危険領域に
CL出場権獲得に黄信号
10日のレヴァークーゼン戦を2-3で落としたドルトムントは、8位にまで順位を落としてしまった。本来であればライプツィヒやレヴァークーゼン、バイエルンとともに上位争いへ入っておくべきクラブだが、ヌリ・シャヒンを指揮官に迎えたチームは揺れている。 今季はマインツやフランクフルトが好調で、そこにフライブルク、シュツットガルトも絡んできている。ドルトムントは今の調子では来季のチャンピオンズリーグ出場権を失う可能性があり、それだけは避けねばならない。 独『Bild』は、CL出場権を逃した場合は主力の一部を失うことになると早くも警戒している。GKグレゴール・コベル、FWジェイミー・バイノー・ギッテンス、カリム・アデイェミといったタレントは引き抜かれる可能性があり、またCL出場権を失った場合は新戦力補強も簡単には進まない。 今夏にはFWマクシミリアン・バイアー、セール・ギラシ、DFヴァルデマール・アントン、MFパスカル・グロス、DFヤン・コウトら即戦力を補強したが、ここまでは成果に繋がっていない。 先日のレヴァークーゼン戦でもあっさり3失点するなど守備のバランスにも問題があるが、シャヒンの招聘はドルトムントにとって正しい選択だったのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部