ミラン時代のシーズン10ゴールを超えられる? ミランの次期エース候補と期待された男がFCコモで再び輝きを放っている
すでに今季はセリエAで6ゴールを記録
現在セリエAで15位につけている昇格組のFCコモは残留を勝ち取れるだろうか。セスク・ファブレガスが指揮していることでも話題のクラブだが、チームにとっての希望となっているのが27歳のイタリア人FWパトリック・クトローネだ。 かつてはミランに在籍していた選手で、2017-18シーズンにはミランの主力としてセリエAで10ゴールを記録したこともある。しかしその後はイングランドのウォルバーハンプトン、イタリアのフィオレンティーナ、スペインのバレンシア、再びイタリアのエンポリと渡り歩き、思うような結果を残せなかった。 トップクラブへの出世ルートは消えたかもしれないが、クトローネは2022年に移籍したFCコモで充実の時を過ごしている。昨季はセリエBからの昇格に貢献し、今季はここまで6ゴール2アシストを記録。11日には好調のラツィオと1-1で引き分けたが、その1点を奪ったのもエース・クトローネだ。 今のペースでいけば、ミラン時代の2017-18シーズンに記録したセリエA10ゴールを超えられるかもしれない。それはチームの第一目標である残留にも繋がってくるはずで、クトローネは再びのセリエAで着々と評価を上げている。
構成/ザ・ワールド編集部