給湯器の温度を「39℃→38℃」に下げると、ガス代はどれだけ節約になりますか? 電気・ガス料金の「補助金」が5月分で終了したので、少しでも節約したいです
給湯器の設定温度を下げるポイント
給湯器の設定温度を下げることでガス料金の節約になりますが、給湯器の温度を下げることで生活の快適さが失われるのではと心配する人もいるでしょう。無理なく温度を下げるポイントをお風呂とキッチンそれぞれについて解説します。 ■お風呂の入浴温度を見直す キッチンで使用するお湯に比べて、お風呂のお湯の温度を高めに設定している人が多いかもしれませんが、40℃を超える温度設定の人は入浴温度を見直してみましょう。睡眠の質を考えると、ややぬるめのお湯にゆっくりつかったほうが良いとされています。 具体的には40℃程度のお湯に、30分くらいを目安に心地よく入っていられる範囲で入浴することがポイントです。 ■食器の汚れに適した洗い方をする 食器は熱いお湯でなければ汚れが落ちにくいイメージを持つ人が多いかもしれませんが、ポイントを押さえればぬるま湯や冷水でも十分に汚れを落とすことは可能です。 最初に、食べ終わってから食器を洗うまでの間、そのまま置いておくのではなく水につけておくことで汚れを浮かせておきましょう。油汚れなどがひどい食器の場合や、調理後の鍋など、ガンコな汚れの場合には水に洗剤を入れておくことで、より汚れが落ちやすくなるのでおすすめです。 次に、例えばハンバーグをこねた後のボールのように、生の肉や魚がこびりついたような汚れの場合は、お湯よりもむしろ水を使用しましょう。たんぱく質は熱で固まる性質がありますので、水を使うことで、食器の汚れが落ちにくくなってしまうことを防ぎます。
ガス給湯器の設定温度を下げて無理なくガス代を節約しよう
ガス使用量の約8割を占めるのが給湯器であり、ガス給湯器の設定温度を下げることでガス代の節約につながります。無理のない範囲でお風呂やキッチンで使用するお湯の温度を見直し、生活の質を落とすことなくガス代を節約しましょう。 出典 経済産業省資源エネルギー庁 電気・ガス料金支援 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部