地震や酷暑想定、新幹線で訓練 JR東海、700人が手順確認
JR東海は7日、東海道新幹線の三島車両所(静岡県三島市)で、巨大地震発生後の運転再開に向けた設備点検や、酷暑期に停電した列車から別の列車に乗客を乗せ替える訓練を行った。南海トラフ地震などの巨大地震や近年の異常気象を想定したもので、社員約700人が参加した。 この日の訓練では、巨大地震発生後に列車が脱線せずに停止したとし、社員2人が列車の下をのぞき、線路の内側に設置された脱線防止ガードに損傷がないかを確認した。 気温の高い時期に列車が停電したことを想定した訓練では、別の列車を隣の線路に止めて渡り板でつなぎ、乗客が短時間で避難できるよう、誘導手順などを確認した。