主演の“正体”は横浜流星! 藤井道人監督と「非常に思い入れのある作品」に挑む 映画『正体』
染井為人による同名小説を藤井道人監督が実写映画化する、映画『正体』。この度、本作の特報映像が公開され、主人公・鏑木役を横浜流星が演じることが明かされた。 本作は『余命10年』などの藤井道人監督が贈る、逃走サスペンス・エンターテインメント。先日“主演”以外のメインキャスト、吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之の4名が明かされ話題を呼んだが、この度ついに主演俳優が発表された。 横浜が演じるのは、日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けたが脱走し潜伏を続ける主人公・鏑木。吉岡里帆が演じる沙耶香は、東京でフリーライターをしている鏑木が家がないところを助け、一緒に暮らし指名手配犯だと気づくが彼の無実を信じる。森本慎太郎が演じる和也は、大阪の日雇い労働者として共に工事現場で働く鏑木と親しい友人となるが、彼を犯人ではないかと疑う。山田杏奈が演じる舞は、長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く。山田孝之演じる刑事の又貫は、潜伏しながら各地に出没し日本を縦断していく鏑木を追う。4人が出会った鏑木は、それぞれまったく違う姿をしていた。4人の視点から描かれる、鏑木の本当の“正体”とは。 【コメント】 ▼藤井道人監督 18年前に映画を作り始めてから、沢山の素敵な出会いがありました。その中でも俳優・横浜流星との出会いは、僕にとってとても大きなものでした。お互い売れずに苦汁を飲んでいた時期を経て、お互いを鼓舞し合って、沢山の時間を過ごして今の関係があります。「流星主演で映画を作ろう!」そんなことを合言葉に、我武者羅に駆け抜けてきました。 いまから4年前、その記念すべき1本目の作品として企画を立ち上げたのが映画「正体」です。原作の染井先生は同世代ということもあり、会ったその日に意気投合しました。染井先生が僕らのために多くの時間を割いてくださり、作品の話をたくさんできたこと、本当に感謝しております。原作を提案してくれたプロデューサー、敬愛するキャスト、スタッフの4年間の想いが1本の映画になりました。人と人との繋がりが希薄になっている今だからこそ、沢山の方に観ていただきたいです。どうぞ、公開まで楽しみにしていてください。 ▼横浜流星 『正体』は監督と共に目標を決め、 非常に思い入れのある作品です。人生は一筋縄ではかない。人が人を欺き、陥れ、間違いが起き、 理不尽で、”正義”が通用しないことが多々ある。状況は違えど、誰もが感じた事があると思います。それでも彼は信念を持って生きます。彼の生き様に何かを感じてもらえたら嬉しいですし、何故脱獄したのか、真意は何なのか、劇場で彼の正体を目撃して頂きたいです 映画『正体』は、2024年11月29日(金)より全国公開。
otocoto編集部