週末に強烈寒波が襲来!“大雪”と“カラカラ”天気 青森ではスタッドレスタイヤに交換間に合わず事故も…24時間で20cm超える積雪
2024年12月11日、師走の列島に最強寒波が襲来。 『めざまし8』は、大雪に見舞われた青森で、「日本自動車連盟(JAF)」青森支部を取材しました。 【写真13枚】強烈寒波が襲来!“大雪”と“カラカラ” 週末天気を解説 写真で見る 午後5時過ぎ、青森市内で出動要請があり、雪が降る中現場へと向かいます。 事故を起こしたのは軽自動車。路肩に設置されていた鉄パイプにぶつかり、その後、身動きが取れなくなってしまったといいます。 ドライバーは、80代の男性。ほかに妻ら2人が同乗していましたが、幸い全員けがはなく、事故に巻き込まれた人もいませんでした。 雪道でスリップしたとみられますが、隊員がタイヤを確認すると…。 JAF隊員: 夏タイヤですね。まさかの夏タイヤですね、こんなに雪降っているのに。 車は雪道をノーマルタイヤで、チェーンも付けずに走っていたことがわかりました。 これには、駆けつけた警察官も「夏タイヤなの?」と驚きを隠せません。 同乗者によると、雪に備えて自宅にはスタッドレスタイヤを用意していたものの、付け替えるのを忘れてしまったのだといいます。 その後、事故車はJAFのレッカー車に乗せられ、男性の自宅まで運ばれました。 ――12月に入ってから雪による出動依頼は多い? JAF青森支部 木村優斗隊員: 多いですね。落輪、スタック、雪が多いのでそういった事故は多いと思います
日本海側は“大雪” 太平洋側は“カラカラ”
これから本格的な寒さを迎える中、今後の天気を天達武史気象防災キャスターが詳しくお伝えします。 天達気象防災キャスター: これから週末にかけても東北や北海道の日本海側を中心に、雪で交通機関が乱れる可能性があります。 日本海側で大雪が降ると、日本海側の山にぶつかって水分を一気に落としますので、東京など太平洋側はカラカラの天気が続きます。なので、これからしばらく太平洋側は空気が乾燥します。 そして、一気に日本海側も含めて週末は真冬の寒さになりそうです。 天達気象防災キャスター: 11日からの積雪のグラフを見てみると、今一番雪が積もっているのが北海道の朱鞠内、1m3cm。青森の酸ヶ湯や新潟の津南などでは、24時間で20cmくらい増えているので、路面状況かなり悪化しています。 これからお出かけの方は十分お気を付けください。 天達気象防災キャスター: 週末の天気、14日土曜日の明け方にかけては四国山地、中国地方の山沿いで積雪になりますが、平野部は大丈夫だと思います。 福岡など、13日、14日は天気がぐずつきそうです。最高気温も10℃を下回りますので、極寒、真冬の寒さになります。晴れる大阪などでもしっかり防寒対策、手袋なども必要になってきそうです。 天達気象防災キャスター: 東北、北海道は土曜日(14日)にいったん弱まって、日曜日(15日)再び吹雪に警戒してください。 北陸地方、平野部では新潟周辺なども平地ではそんなに大雪にならないと思いますが、山沿いは一気に積もりますので車はお気を付けください。 太平洋側の関東はカラカラのお天気がしばらく続いて、寒さも年末にかけて続きそうです。 (『めざまし8』 2024年12月12日放送より)
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