俳優・磯村勇斗さん、地元の静岡で映画祭企画 あの「盟友」も参加
静岡県沼津市出身の俳優、磯村勇斗さんが企画・プロデュースする「しずおか映画祭」が4日、沼津市民文化センターで開かれた。県内外から磯村さんや映画のファン約3千人が来場し、映画漬けの一日を楽しんだ。 【写真】自身がプロデュースする「しずおか映画祭」をPRする俳優の磯村勇斗さん(右)と俳優で監督の北村匠海さん=2024年11月4日午後3時10分、静岡県沼津市御幸町の沼津市民文化センター、南島信也撮影 この日は、同市出身の原田眞人監督の「わが母の記」(2012年公開)を皮切りに、静岡市出身で俳優の佐津川愛美さんがプロデュースした作品や、俳優の北村匠海さんの監督デビュー作「世界征服やめた」など計4作が上映された。上映の合間には磯村さんと原田監督や北村さんらのトークイベントもあった。 報道陣の取材に北村さんは「(磯村さんと)道のりやベクトルがずっと同じだった。2人でずっと映画の未来という話ばかりしていた。映画祭の発展を手伝いたい」と、盟友の映画祭立ち上げを喜んだ。磯村さんは「映画を見て育ち、映画に救われ、映画に寄り添ってもらいながら子どもから大人になった。子どものころからよく来ていた市民文化センターから第一歩を踏み出すことにこだわった」と話した。
朝日新聞社