紅麹コレステヘルプ

小林製薬の紅麹サプリメントを摂取して健康被害が相次いでいる問題を受け、大阪の弁護士らが全国で初めてとなる被害救済の弁護団を結成しました。 小林製薬の紅麹サプリを摂取した人からは腎疾患など健康被害の訴えが相次ぎ6日までに124例について死亡との因果関係が調査されています。

■「一番楽しみだった食事が毎回苦しくなっている」被害訴える女性

資料：紅麹原料

先月、大阪弁護士会が開いた相談会に訪れた50代の女性。 サプリ摂取後に腎機能障害となり一時は、命の危険に晒され、今も食事制限をする毎日が続いているといいます。 【被害者（東京在住50代）】「食事をするのも一番楽しみだったが、毎回苦痛になっています。原因を作った小林製薬が誠意をもっていないと思っています。苦しい思いを受け止めていただきたい」

■全国初の「紅麹サプリ被害救済弁護団」結成

弁護団長 日高清司弁護士

食品の安全問題などに詳しい大阪弁護士会所属の弁護士17人は8日付けで、紅麹サプリの被害者を救済するための紅麹サプリ被害救済弁護団を結成し、9日大阪で会見を開きました。 【弁護団長 日高清司弁護士】「全体的に小林製薬は対応が遅いということは言えると思う。大阪で110番（電話相談）実施した、それなりの件数があり、その後もお困りの様子。全国からの相談を受けようと思っている」 弁護団の結成は、全国で初めてということで、今後、ホームページで全国から相談を受けつけ、個別の被害状況にあわせて小林製薬に損害賠償の交渉を行うとしています。 【相談受付WEBサイト】 https://benikoujisup-higaibengodan.jimdofree.com/