山口県警本部の倉庫から制服のワイシャツや防寒用ブルゾン、警察官が盗んだ疑い…上司が自宅訪問し発覚
山口県警本部の倉庫に保管していた支給品の制服などを盗んだとして、県警は20日、本部会計課の男性警察官(50歳代)を窃盗容疑で山口地検に書類送検した。同日付で停職1か月の懲戒処分となり、男性は依願退職した。 【写真】山口県警察本部
発表によると、男性は県警の支給品の管理業務に携わっていた2019年11月~23年12月、県警本部の倉庫から支給後に返還された制服のワイシャツ1点と防寒用のブルゾン1点を盗んだ疑い。「自分が使うために持ち帰った」と容疑を認めているという。
上司が訪問先の男性宅で、盗んだ制服を見つけて犯行が発覚した。他にも自宅などに約70点の支給品があったという。末永徹哉・首席監察官は「職員への指導を徹底し、信頼回復に努めていく」とコメントした。