インドネシア新監督にクライフェルト氏 元オランダ代表FW
【AFP=時事】インドネシアサッカー協会(PSSI)は8日、男子代表の新監督に元オランダ代表FWのパトリック・クライフェルト氏(48)が就任すると発表した。契約は2027年までで、延長のオプションが付いている。 【特集】写真で振り返るサッカー監督のビフォーアフター オランダから帰化した選手が大半を占めるインドネシア代表は、1945年の独立後では初となるW杯出場を目指しており、現在は26年北中米大会のアジア最終予選で3位につけている。 クライフェルト氏は11日にインドネシア入りし、12日に正式にお披露目される予定となっている。 インドネシア連盟は6日に韓国出身の申台龍(シン・テヨン)監督(54)を解任していた。 しかし、代表を最終予選まで導き、ここまで6試合を終えて1勝3分けの3位とW杯出場へ着実に前進させた申前監督を支持するファンの声は根強い。 匿名で取材に応じたインドネシア連盟の関係者も、クライフェルト監督の招へいはファンの間では不評だと認めつつ、申前監督は欧州出身の選手と「コミュニケーションの問題があった」と明かし、「そのため代わりにオランダのコーチが選ばれた」と説明した。 アジア最終予選は各組上位2チームが自動的に本大会に進出し、3位と4位は4次予選に回る。インドネシアの入っているグループCは現在、日本が首位を独走している。【翻訳編集】 AFPBB News