パタゴニア、モンベル... 2024年冬に買うべき「大人のダウン」3選
秋も深まり冬に向かっていくと、気になってくるのはやっぱりダウンアウター。テック素材にもこだわったハイクのダウンをはじめとした3着をピックアップ! 【写真】パタゴニア、モンベル… 2024年「大人のダウン」150をチェック!
patagonia M's Jackson Glacier Jacket
地球環境に配慮したものづくりや社会貢献で、アウトドア・シーンを牽引するパタゴニア。トレーサブル・ダウンの導入やリサイクル・ダウンへの切り替えも早く、名品を次々と更新している。2017年に登場したこのジャクソン・グレイシャー・ジャケットも然り。ダウンパックが目立たないシティスタイルのデザインで人気を集めているが、登場した翌2018年秋冬には、リサイクル・ダウン700フィルパワーに切り替え、フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用。2023年秋冬まで継続して生産された人気ダウンを、今季は6年ぶりにアップデート。 今季から胸のP6ロゴもモノトーンに変わり、多様なシーンで着られる、着回し力の高いダウンジャケットに進化。
mont-bell LIGHT ALPINE DOWN JACKET
ハイスペックな製品をリーズナブルな価格帯でそろえるモンベル。バリエーション豊富なダウン製品も然り。このライトアルパインダウン ジャケットは、一般的なダウンよりダウンボールが大きく、優れた保温性を発揮する「EXダウン」を使用。薄手ながら強度の高いバリスティック®ナイロン・リップストップを表地に採用し、軽くて快適な着心地を実現している。 中綿の片寄りを防ぐシングルキルト構造や、冷気の浸入を防ぐコンシールジッパー。生地には静電気を防ぐ帯電防止加工、撥水加工も施されている。ネック裏やポケット裏にはフリースがあしらわれているから、着た瞬間からあたたかい。シンプルなデザインはどんなコーディネートにも合わせやすく、ついヘビロテしてしまう。この価格なら着こなしの鮮度UPが叶うイエローで冒険するのも悪くない。
Patagonia M’s Stormshadow Parka
「地球が唯一の株主」と謳うパタゴニアから昨年登場したメンズ・ストームシャドー・パーカは、人体や環境に有害性があるとして近年規制が厳しさを増すにフッ素化合物を使用していない。中でも注目すべきは、GORE-TEX社と協働で開発したリサイクル・ポリエステル100%のePE(延伸ポリエチレン)メンブレンを採用した画期的なGORE-TEXファブリクス製品であること。 製品化するまでには何度もテストが行われ、納得できる耐久性を実現し、昨年やっと製品化にこぎつける。デザインも含めて、長く愛用できるタイムレスなダウンパーカが完成した。フードと袖口、裾を絞って冷気をシャットアウトできる構造で、ジッパーポケットにも工夫が凝らされている。