「3Dプリンターすげぇ」バイクの燃料コック、ガソリン漏れをたった“1円”で直す方法【OリングDIY】
Oリングが作れちゃったよオイ
自作したOリングをガソリンコックに取り付けて、組み立てます。 燃料タンクに取り付けて、ドキドキしながら燃料コックを「ON」に。 ・・・! 漏れてない~!!! 中のOリングに燃料コックの切り替えバルブが押し付けられてる形状になるので動きが渋くなるのかと思いきや、意外にも操作性に変化はなし。 そして実用テストとして何度も何度も燃料コックのオンとオフを切り替えまくってみましたが、まったく漏れてくる気配はありません。 それから何日か経過した後の後日談。なんと、燃料コックからガソリンが漏れてくる気配はまったくありません。もちろん経年劣化のテストをしたわけではないので、この先何年も性能を保持するという保証はないのですが…。仮に劣化したとしても、そのたんびに3Dプリンターで作って交換すればいい話なので、さして問題ではないと筆者は思います。
2個で1円とか尋常じゃないコストパフォーマンス!
余談ですが、このOリングを作るのに必要な材料費について。TPUフィラメントが1kgで2507円で、Oリングを印刷するのに必要な量は、たった約0.2gとなってます。つまり、Oリング1個製作するためのコストは約0.5円。2個作っても1円! なのです。すっげぇ~安い!!
3Dプリンターの可能性
燃料コックのOリングを自作するというシンプルな作業を試してみましたが、他のOリングやパッキンも作れるようになれば、3Dプリンターの可能性は無限大です。 現行車なら純正部品を簡単に手に入れられますが、絶版車の場合はそうもいきません。それを自作できるとなると・・・考えるだけでワクワクします。これからも新しい可能性を追求していきますよ~! この記事が皆様の参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!
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ヤングマシン編集部