バンカーのならし方で人間性がわかる!? 「レーキを置く場所」「同伴者への思いやり」「後続のプレーヤーへの気配り」etc プロやゴルファーたちのこだわりに納得
●バンカーのならし方を見れば性格診断できる バンカーから打った跡、足跡などを後続組のためにならしておくのは常識のこと。それをやらない人はゴルフをやる資格はないとさえ思いますね。ゴルフ場は大人がちゃんとしたことを学ぶ大人の社交場でもあるんです。レーキの裏側を使って丁寧に平らにならしている人を見ると、他人のことをおもんぱかれる優しい高潔な性格の持ち主なんだろうなと思います。ことほど左様にバンカーは周りから人格まで診断される恐ろしい場所でもあるんですよ。(髙橋勝成、プロゴルファー) ●レーキをどこに戻すか迷う バンカーをならした後、レーキをどう置くかちょっと迷います。元あった場所に戻そうとするけど、焦っているときなどは元の場所もわからなくなってしまいます。レーキにギザギザの面と平らな面があるのを知ったのは、ゴルフを始めて数年後でした。(40代女性、神奈川県) ●「バンカーはやっておくから次打っていいよ」 ゴルフを始めた際、プレーファストが第一と習ったので、バンカーに入れると焦りが先に立ってならし方が雑になりがち。そのホールを去る際に「あ!」となってしまうことも。ほんの10秒ぐらいの差だと思うので、しっかりならせば良いですよね。先にグリーンオンしているベテランさんが「バンカーはやっておくから次打っていいよ」と言ってくれると心底助かります。(40代男性、兵庫県) ●「バンカならしはプレーヤーの責任」 バンカーに入る時、バンカーレーキも持って入ります。打つ時に邪魔にならず、かつ打つ方向でない場所に置いておき、打ち終わったら、打球場所および、入ったところと同じ場所に向かってレーキでならしていきます。それだと足跡は行きと帰り1回で済み、時間節約になります。キャディさんが「私が直します」といっても、「バンカならしはプレーヤーの責任」と申し出て自分で直す癖をつけておくと、スムーズなバンカーならしができるようになりますよ。(70代男性、静岡県) ※週刊ゴルフダイジェスト10月22日号「山を動かす~バンカーのならし方こだわりはある?」より
週刊ゴルフダイジェスト