有村架純が「暗い」「重い」「もう無理」から変化? フジ「海のはじまり」登場人物の思わぬ繋がりに「賛否両論」
撮影の美しさは格別
視聴者からは「『海のはじまり』には、夏くんと水季さんだけでなく、弥生さんもしっかり関わっていたことが分かった」「人に影響されることのない水季が、弥生さんの言葉に救われ、弥生さんの紡いだ言葉によって生まれてきてくれた海ちゃん。とんでもない繋がり方」などと感動を伝える声が多く上がっている。 もちろん、このようなシーンがあっても「弥生の書いたノートが産むきっかけに、は美談にしすぎじゃないかな」「暗いし楽しいドラマではない。とりあえずは最後まで見ようと思っているけど」などという意見もある。 「賛否両論が渦巻く理由は、世代によって家族観や恋人との付き合い方の感覚や価値観の違いがあるためでしょう。ただ、撮影の美しさは格別です。前回の第5話で、人工中絶手術を終えた弥生が自宅の浴槽で泣き崩れるシーンは、子宮や羊水のメタファーだったと思われます。第6話の弥生と水季の思わぬ繋がりを描くシーンは、弥生と水季の再生と希望を重ねる秀逸な演出でした。何より海を演じている子役・泉谷星奈の無垢で可愛すぎる笑顔に魅了されている視聴者は多いことでしょう。今後の焦点は夏と弥生の関係。夏と弥生は結婚するのか、弥生と海は親子になるのか、目が離せません」(前出の放送ライター) 「海のはじまり」は折り返し点を過ぎた。“はじまりの終わり”はどんな結末になるのだろうか――。 デイリー新潮編集部
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