【九州場所】豊昇龍が気合満点「見たら飛んでいた」 若元春を土俵下へ吹っ飛ばし5場所ぶり連勝発進
快進撃の予感だ。大相撲九州場所2日目(11日、福岡国際センター)、大関豊昇龍(25=立浪)が小結若元春(31=荒汐)を力強く押し出して連勝スタートを切った。仕切りでは鋭い眼光で相手をにらみつけて気合十分。実力者を全く寄せ付けず、最後は土俵下まで吹っ飛ばした。 【写真】土俵下に吹っ飛ぶ若元春 これまで序盤での取りこぼしが目立っていた中、今場所は実に5場所ぶりとなる連勝発進。取組後の豊昇龍は「集中してやりました。攻めながら相撲を取ろうと思った。(相手を)飛ばしたって思ってなかった。見たら飛んでいた」と振り返った。 九重審判長(元大関千代大海)は「いい相撲。力を出し切っている。若元春といい相撲になるかなと思ったら一方的。番付通りの力が出ている。圧勝できる強さが久しぶりに見えて、いいなと思います。まだ2日目。ここから波に乗っていってくれれば」と高評価を与えていた。
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