ドウデュースが退厩して社台SSへ 松島オーナー見送り「一生に1回会えるか会えへんかの馬」
有馬記念を右前肢ハ行で取り消して引退となったドウデュース(牡5、友道)が25日、栗東トレセンを退厩した。ノーザンファーム天栄経由で社台スタリオンステーション(北海道安平町)へ向かう。 【写真】ドウデュースと記念写真に納まる松島オーナー、武豊騎手ら 武豊騎手(55)やキーファーズ松島正昭代表(66)も厩舎に駆けつけて馬運車を見送った。今後は種牡馬となる予定で、種付け料は1000万円と発表されている。 武豊騎手は「元気があり余ってる」と笑いつつ「無事に出発できてよかったです。種牡馬として活躍してもらえれば。すごくいい馬にめぐり会えてよかったです」と感謝を口にした。 松島オーナーは「ドウデュースには感謝しかないです。ノーザンファーム、友道先生、武豊ジョッキーに『ありがとう』と言いたいです。みなさんのおかげ。一生に1回会えるか会えへんかの馬。山あり谷ありですごかったです。見ていて面白かったです。いつか、われわれの夢である『武豊騎手とパリロンシャンに日の丸を揚げる』というのを目指して、もう1回、子供でもきょうだいでも、ダービーをとれるようにしていきたいです」と意気込みを新たにしていた。