県都・高松市サンポートエリア「プロムナード化」工事始まる 新たに「安全で美しく楽しい」姿へ…【香川】
岡山放送
高松市サンポートエリアを歩行者天国化したり車線を減らして歩道を広げたりする香川県の事業、プロムナード化の工事が9月9日から始まりました。県都の中心部がその姿をまた1つ変えようとしています。 (早川祐貴記者) 「サンポートエリアのプロムナード化に向けた工事がきょう(9日)から始まりました。初日のきょうは、中央分離帯の撤去に向けた植栽の移設工事が行われています」 新しい香川県立アリーナ西側の道路で始まったプロムナード化の工事。県から委託を受けた業者の作業員が重機などを使って植栽を掘り返していきました。 高松市サンポートのプロムナード化はエリアの回遊性向上を目指して県が進めているもので、9日に工事が始まった場所は車線を片側2車線から1車線に減らし歩道を広げます。 (香川県都市港湾課 入江啓輔課長) 「県立アリーナの開館時期の来年(2025年)2月に工事が完成できるよう施工業者と協力しながら安全第一で進めていきたい」 プロムナード化の着工について香川県の池田知事は。 (香川県 池田豊人知事) 「来年のアリーナ開設に、順調にいけば間に合うということで、これから安全に気を付けながら、引き続き理解を深めてもらいながらやらないといけないと改めて感じている」 池田知事は会見でこのように話したうえでその意義について次のように強調しました。 (香川県 池田豊人知事) 「「安全で美しく楽しい」特に安全の部分を歩行者優先空間にすることで確保できる。楽しくというところも路上でのイベントの開催に自由度が広がってくる。こういうことが期待される」 今後、アリーナや大学、ホテルの建設が進むサンポートエリア。県都・高松市中心部の姿が変わる第一歩を踏み出しました。
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