【写真：Getty Images】

　UEFAユーロ2024（EURO2024）・ラウンド16、ルーマニア代表対オランダ代表の試合が現地時間2日に行われ、オランダ代表が3-0の勝利をおさめた。英紙『ガーディアン』が、批判を受けるイングランド代表のガレス・サウスゲート監督と比較するように皮肉を込めた様子で報じている。 【決勝トーナメント表】サッカー ユーロ2024（EURO2024） 　オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督は、メンフィス・デパイやコーディ・ガクポ、ステーフェン・ベルフワインなどを先発起用。20分にはシャビ・シモンズからパスを受けたガクポが右足で先制点を決めた。83分にはガクポのアシストからドニエル・マレンが追加点。さらに、後半アディショナルタイムには再びマレンがゴールを決め、オランダ代表が3-0の勝利をおさめている。 　オランダ代表はグループリーグで苦戦し、首位のオーストリア代表と2位のフランス代表に次ぐ3位で突破を果たした。対するルーマニア代表はベルギー代表やスロバキア代表などを退けて1位突破しただけに、今回もオランダ代表が手こずる可能性はあった。しかし、終わってみればオランダ代表の3発快勝。同紙は「念のために言っておくと、オランダ人はサッカーのやり方を知っている」とし、「これは選手の人選と選手交代が完璧だったクーマン監督の実力を証明するものだ」と報じている。