代表でも活躍するグリーリッシュ（ロイター）

　イングランド・プレミアリーグの名門アーセナルがマンチェスター・シティーに所属するMFジャック・グリーリッシュ（28）の獲得に乗り出すと、英メディア「フットボール・ロンドン」が報じた。 　2021年夏に移籍金1億ポンド（約205億円）でマンCに加入したグリーリッシュも、昨季はリーグ戦20試合（先発10試合）3得点とふるわず、欧州選手権（ドイツ）に臨んでいるイングランド代表からも落選した。同メディアによると、マンCは同選手を残留させるか売却するかを検討する中、昨季2位のアーセナルが「獲得に動いている」という。 　アーセナルは来季に向けた補強でセンターフォワードを最優先にすることが報じられているが、他のポジションも積極補強に動いているとし「グリーリッシュも獲得がウワサされている選手の一人」と伝えている。ただ高額な移籍金が発生することで「マンCが求める金額次第では獲得できるかどうかは心配だ」と報道した。 　移籍専門サイト「トランスファー・マルクル」によると、グリーリッシュの市場価値は5100万ポンド（約104億5000万円）という。同メディアは「この夏の予算を増やすことができる。チャンピオンズリーグ出場権を獲得したことで彼ら（アーセナル）の財政状況が強化されたのは間違いない」と指摘したが、今後の動向が気になるところだ。