チャールズ国王、トゥルーピング・ザ・カラーに出席 キャサリン皇太子妃はリハーサルを欠席することを発表
国王の公式誕生日を祝うために毎年ロンドンのホース・ガーズ・パレードで行われるトゥルーピング・ザ・カラー。がんの治療を続けている国王の参加の可否に注目が集まっていたが、無事に出席することが明らかになった。 【写真】チャールズ国王が君主になって初。「トゥルーピング・ザ・カラー2023」の一部始終を写真で振り返る
現地時間5月30日(木)に国防省は6月15日(土)にトゥルーピング・ザ・カラーを予定通り開催すること、国王が出席することを認めた。トゥルーピング・ザ・カラーで国王はバッキンガム宮殿からホース・ガーズ・パレードまで行進し、閲兵式を行う。その後バッキンガム宮殿でバルコニーで空軍による儀礼飛行を見るのが習わし。国王は昨年馬に乗ってパレードと閲兵式を行ったが、今年はカミラ王妃と馬車に乗って行う。体調を考慮した結果と見られている。
また英国王室は同じタイミングでキャサリン皇太子妃に関する情報も発表。トゥルーピング・ザ・カラーのリハーサルの1つとして前週の6月8日(土)にアイルランド衛兵隊の閲兵式が開催される。皇太子妃はこの衛兵隊の名誉大佐を務めているので、通常であればこの閲兵式に参加する。がんの治療中である皇太子妃が出席するのかどうか注目が集まっていたが、欠席することを王室が認めた。15日(土)のパレード本番に出席するのかどうかは明らかにしていない。またこの数年のトゥルーピング・ザ・カラーではジョージ王子やシャーロット王女、ルイ王子も皇太子妃とともにパレードに参加、バルコニーに出て手を振ってきた。今年ロイヤルキッズたちが参加するのかについてもまだ触れていない。
今月初め、ウィリアム皇太子は公務先で皇太子妃の経過を聞かれると「良好です」と答えていた。しかし公務に復帰するめどは明らかになっていない。王室関係者によると医療チームから許可が下りるまでは仕事には復帰しないという。ある関係者はウェブサイト「デイリービースト」に年内はこのまま公務を休んで治療を続ける可能性も仄めかしている。
パレードのメインは国王による閲兵式だが、やはり注目を集めるのはバルコニーに登場する皇太子妃やロイヤルキッズたち。例年のようなファミリーショットを見せてくれるのか、王室の正式発表を待ちたい。