「中学受験の算数で差がつくのはなぜ？」カリスマ講師が実感した、中学受験で成功する子の“共通点”
見直しをしないので、ケアレスミスがなかなか無くなりません！
Q 見直しをなかなかせず、計算のケアレスミスで点を落とします。見直しを習慣化するには？ A 習慣化させるのが良いかどうかはおいておいて、もしさせたいなら声をかけ続けるしかない。 ただ、入試本番では、見直しをしている時間はほとんどありません。 ぼくはいつも生徒に「一発で合わせろ！」と言っています(笑) 人間って不思議なもので、見直しの時は集中力が下がっているんです。 見直しして、書き直した答えが間違っている、なんてことも少なくありません。 ですからもし見直しするなら、それを解いたときに、怪しいところ・経験上間違えやすい計算には確認を入れるようにすればいい。こういうのも練習の一環と考えましょう。 出た答えに何だかちょっと不安がある……、その感覚は当たっていることが多いです。 なので、不安→見直し、自信ある→見直ししない、と決めて、その感覚を自分の中で養っていくことも大切だと思います。 いかがだったでしょうか？ 今回は、算数講師歴30年以上・指導した生徒は5,000名超えの、州崎真弘先生にお話を伺いました。 中学受験で算数を武器にできるように、まずは「聞く力」を鍛えていきましょう。
【Profile】州崎真弘 先生
中学受験算数/数学講師 受験Lab 代表 私立西大和学園高等学校卒、関西大学を経て大阪府立大学。大学在学中からプロ算数講師として活動。 現在は受験Lab代表として、中学受験の算数Web講座・オンライン授業・リモート個別指導・添削指導の他、保護者向け受験コンサルティングなど、トータルな受験指導者として活動している。 著書には『たった5分の「前準備」で子どもの学力はぐんぐん伸びる！』(青春出版社)、『中学受験に合格する 集中力の育て方』(あさ出版)、『ノートのとり方1つで子どもの学力がどんどん伸びる！』(青春出版社)、『中学受験は算数で受かる』(すばる舎)などがある。
【Profile】ねね(@nene_juken_)
高校生、大学生の3人のママ。学生時代の塾講師と家庭教師の経験から教育に興味を持つ。その後、子ども3人の中学受験の経験をインスタグラムにて発信、年間500件のお悩みに回答。慶應義塾大学文学部、教育学専攻。現在は家庭教師として活動するかたわら、中学受験ママのためのコミュニティを運営。
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