ラグビー【関東大学リーグ戦2部】専大が初戦で9トライ挙げ朝鮮大を破る。
後半も4分にキックリターンからFL吉川悠京(3年、高鍋)が仕留める。2分後にはバックスが自陣から魅せた。CTB小材、CTB川瀬翔太(4年、秋田工)とつなぎ、ラストは右WTB首藤翔雄(まお、4年、小倉)が右隅へ運んだ。Gを新野が決めて早くも40-7とし、試合の行方が決まった。 54-7となった31分、後半からFBに入った朝大1年、金祥済(キム・サンジェ、東京朝高)がパスインターセプトからトライ。5点を返したが、61-12でフルタイムとなった。 1部復帰にかける木原主将は、「この1週間、暑さ対策もしっかりして準備してきた。今日の課題を整理して次戦に備えます」。 一方敗れた朝大。試合前の円陣で「小さな戦い(局面)に勝ってこそ大きな戦いに勝てる」と鼓舞した共同主将、金洸羽(キム・ガンウ、4年、大阪朝高)は「その戦いに負けた」。もう一人の共同主将NO8金智成(キム・チソン。4年、大阪朝高)は、試合後に吠えた。 「1週間、だれもできないとか言わずやり抜いて拓大戦に臨もう」。 専大は次節(9月22日)、国士館大と、朝大は拓殖大と競う。 2部第1節のその他の結果は以下の通り。拓殖大77-12国士館大、中央大51―31國學院大、白鷗大40-33山梨学院大。
【リーグ戦3部、王者・新潟食農大は不戦勝】 3部も9月15日に開幕。昨年、4部から昇格したシーズンでいきなり全勝優勝を果たした新潟食料農業大は、千葉大と対戦を予定していたが、千葉大の棄権で不戦勝となった。また昨季2位に躍進した東京工業大は東京都立大から5トライを奪い、35-12で初戦を飾った。 (文:見明亨徳)