韓国軍が独島防衛訓練 今回も非公開=日本に配慮か
【ソウル聯合ニュース】韓国の軍当局が21日、独島防衛訓練を非公開で実施した。軍関係者は「領土と国民の財産を守るため、定期的にこの訓練を実施している」と述べた。 韓国軍当局は毎年2回、独島付近で「東海領土守護訓練」との名称で訓練を行っている。同関係者は「毎年2回訓練を実施するのが指針のため、年内にもう1回実施する計画」と説明した。 今回の訓練は昨年12月の前回と同様の規模で行われ、海軍と海洋警察の艦艇が参加した。海兵隊による上陸は行わなかったようだ。 2022年5月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権発足後、訓練が実施されるのは5回目で、1~4回目の訓練も非公開で行われた。 過去の訓練では空軍の戦闘機や海兵隊の上陸兵力まで動員したほか、事前に訓練計画を公表し、比較的大きな規模で実施したこともある。だが、尹政権発足後は小規模で実施し、メディアにも事前に公表していない。 同訓練は1986年に始まった。2003年から毎年2回実施している。 日本政府は訓練に抗議してきた。尹政権で訓練をすべて非公開で行ったのは日本に配慮した措置とみられる。
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