今月１６日に投開票される県議会議員選挙を前に国政与野党の幹部や大物議員が相次いで沖縄入りし立候補予定者への支援を呼びかけるなど前哨戦を繰り広げています。 県議会議員選挙は玉城県政の中間評価と位置づけられ与野党や中立の議会構成が変わるかが最大の焦点です。 ２日、那覇市では国政野党の党首級の国会議員が玉城知事と共に合同で演説を行い玉城県政での政策推進に向けて与党の立候補予定者への支援を呼びかけました。 県政与党勢力は党派を越えた枠組みで議席の過半数維持を目指しますが与党内で支持層競合する選挙区も複数あります。 対する野党・自民党はきのう小渕優子選対委員長が那覇市内で県内の経済関係者などと会談し選挙の情勢について意見を交わしました。 関係者によりますと自民党の裏金問題について出席者が苦言を呈し小渕委員長が謝罪する場面があったということです。 県政奪還への足がかりとして県議選で議席を増やしたい自民党ですが中央の逆風が選挙にどう影響するかは見通せません。 ４８の議席に対しこれまでに７５人が立候補を表明し激しい戦いが予想される県議会議員選挙は今月７日に告示、一部の地域を除いて１６日に投開票されます。