マイアミ・オープン

ベスト16進出を果たしたトマシュ・マハーチ[画像/ゲッティイメージズ]

男子テニスのマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）は24日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク60位のT・マハーチ（チェコ）が同62位のA・マレー（イギリス）を5-7，7-5，7-6 (7-5)の逆転で破り「ATPマスターズ1000」初のベスト16進出を果たした。 【動画】マハーチvsマレー、マッチポイントハイライト 今大会、1回戦でワイルドカード（主催者推薦）で出場した世界ランク1034位のD・ブランチ（アメリカ）を、2回戦では第5シードのA・ルブレフをいずれもストレートで下し3回戦に駒を進めた23歳のマハーチ。 この試合は第1セットこそ1度もブレークポイントを手にできず落としたマハーチだったが、第2セットを獲得しセットカウント1－1に追いつくと、ファイナルセットも先にブレークを奪い、ゲームカウント5－2とリード。しかし、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームを落としタイブレークに突入する。 タイブレークでは3－5とリードされ流れはマレーに傾くも、そこから4ポイントを連取。最後は両者コートを縦横無尽に動き、マハーチに軍配があがった。試合時間は3時間28分。 マハーチは4回戦で世界ランク38位のM・アルナルディ（イタリア）と対戦する。アルナルディは3回戦で同126位のD・シャポバロフ（カナダ）をストレートで下しての勝ち上がり。 同日には第2シードのJ・シナー（イタリア）らが16強へ駒を進めている。