今永昇太 7回無失点も8回に被弾…6勝目ならずも「サイ・ヤング賞レベル」の声 チームはサヨナラ勝利
◇MLB カブス 3x-2 パドレス(日本時間8日、リグリー・フィールド) メジャートップの防御率を誇るカブスの今永昇太投手が、パドレス戦に先発登板。圧巻の投球を見せましたが、勝敗はつきませんでした。 【画像】今永昇太を支えるアツい“上裸”応援団 『SHOTA!』ペイントで声援 今永投手は初回、先頭をショートゴロに打ち取りますが、続くタティスJr.選手には、自身今季5つ目の四球を出してしまいます。 それでも後続をレフトフライと空振り三振に抑えると、2回はヒットを出しながらも2塁を踏ませないピッチング。3・4回はそれぞれ三者凡退に抑えると、そのウラにカブスのベリンジャー選手が先制の6号ソロHRを放ち援護を受けます。 5回もヒットを出しますが、2つの空振り三振など得点圏にランナーを置かせません。 6回はこの日初の連打で1アウト1・2塁を招きますが、2者連続の空振り三振で窮地を切り抜けます。 7回は打者3人で攻撃を終わらせますが、8回は先頭からヒットを浴びると、続くジュリクソン・プロファー選手に134キロのスプリットをとらえられ2ランHRで逆転。今永投手はここでマウンドを後続に任せます。7回0/3、102球を投げ、被安打7、8奪三振、1四球、2失点と好投を見せましたが、責任投手としてマウンドを降りることになりました。 被弾がありながらも好投を見せた今永投手に対し、ファンからは「これで負けつくの厳しい」、「もうちょっと援護点あれば…」、「サイ・ヤング賞レベルだよ」などの声が上がっています。 8回にパドレスは松井裕樹投手をマウンドに送ります。1点を追うカブスは先頭のトークマン選手が四球で出塁すると、続くベリンジャー選手がヒットで1・3塁にチャンスを広げます。その後のモレル選手が犠牲フライを放って2-2の同点に追いつき、今永投手の負けが消えました。しかしその後は2者連続で凡打に倒れ、逆転とはなりませんでした。それでも9回、マイケル・ブッシュ選手がソロHRを放ち、カブスが3-2でサヨナラ勝利を収めました。