“胸”を残して痩せるダイエット法はある? 専門家に聞く真相と対処法、効果的な運動や食品を徹底解説
◆バランスの良い食事と筋トレを中心に運動を 胸の維持に良い食品リストを紹介
では、どのようにしたら、胸のボリュームを残してダイエットできるのでしょうか? ここでは、なるべく胸を落とさないポイントを紹介します。 ダイエットを成功させるには、ある程度の食事制限が必要ですが、たんぱく質、脂質、糖質、ミネラル、ビタミンとバランスのとれた食事を心掛けることが重要です。極端な糖質制限ダイエットや、りんごやバナナのように特定のものだけを食べるダイエットは、リバウンドしやすく避けた方が良いでしょう。 また、胸に良いとされる栄養素もあります。前述のクーパー靭帯を強化するには、ビタミンCが良いとされています。 (1)たんぱく質(鶏ささみ・鶏胸肉・赤身肉・ヒレ肉・ロース肉・アジ・イワシ・鮭・マグロ赤身など) (2)大豆イソフラボン(大豆・納豆・豆腐・豆乳・油揚げ・きなこなど) (3)ボロン(キャベツ・大豆・海藻類・りんご・ぶどう・ナッツ類など) (4)ビタミンE(オリーブオイル・卵・アボカド・うなぎ・カボチャ・全粒粉穀物・大豆・ナッツ類) (5)ビタミンC(パプリカ・キャベツ・ブロッコリー・ミニトマト・さつまいも・キウイフルーツ・いちご・アセロラ・レモン) 有酸素運動は脂肪の燃焼に効果的な運動ですが、バストを維持する上では、筋トレを中心に運動を行いましょう。例えば、「ベンチプレス」は胸の土台となっている大胸筋を鍛えられる、バストが正しい位置に維持しやすくなります。また、「ヒップウォーク」は、上半身と下半身をつないでいる腸腰筋を鍛えられ、きれいなくびれを作れるので、バストのボリュームが強調しやすくなります。 さらに、マッサージでバスト周りの血行やリンパの流れを改善すると、必要な栄養やホルモンが行き渡りやすくなります。脇や背中に流れた脂肪をバストに戻すためにも効果的です。日ごろから姿勢を意識することも、バストサイズの維持につながります。そのほか、質の良い睡眠を取ることも大切です。