史上最悪…プロ野球のお騒がせ助っ人(5)巨人のGM解任騒動へ発展
プロ野球の世界では、助っ人外国人選手の活躍がチームの順位に直結するといえる。もちろん期待通りの活躍を見せた選手も多くいるが、衝撃の形で日本球界を去った選手もいた。そこで今回は、歴代の助っ人外国人選手の中でも、日本球界を騒がせる形となったプレーヤーを紹介する。
フアン・フランシスコ
出身:ドミニカ共和国 投打:右投左打 身長/体重:188cm/111kg 生年月日:1987年6月24日 巨人ファンにとって、フアン・フランシスコは否が応でも忘れることのできない選手だろう。 2009年にシンシナティ・レッズでメジャーデビューを果たし、4球団を渡り歩いたフランシスコ。来日の前年に所属していたトロント・ブルージェイズでは16本塁打を記録しており、長打力を期待した巨人が獲得を発表。2015年5月からチームに合流した。 ところが、5月4日の広島戦では、一塁守備でインフィールドフライの打球を落球し、サヨナラ負けの原因に。翌日はファウルフライを捕球できず、1イニング10失点につながる拙守を見せたほか、打撃でも三振の多さが目立つ状態になっていた。 最終的にフランシスコは5試合出場、18打数で11三振。打撃・守備の両面で全く活躍できず、当時の原沢敦ゼネラルマネージャー(GM)が解任されるなど、さまざまな騒動を引き起こすこととなった。
ベースボールチャンネル編集部