半身浴のメリットはゼロ!?ダイエット効果のある温度は?【お風呂美容の思い込み】を解決
あなたが当たり前のようにやっている美を磨くためのケアは本当に正解? お風呂美容の思い込みを今こそ正そう! 〈画像〉美容のプロ厳選「お風呂美容アイテム34選」
お話をうかがったのはこの方
小林麻利子さん 眠りとお風呂の専門家
【思い込み】お風呂は帰宅してすぐ入ってから夜の時間をのんびり過ごすと寝つきやすくなる
【A】 寝る1時間前にお風呂から上がるのが理想的 寝つきをよくし、睡眠の質を高めるためには、就寝前に一時的に深部体温を上昇させたのち、急激に低下させることが大切
【思い込み】湯船に浸かって温まってから髪や肌をゆっくり洗浄
【A】 バスルームにいる間に冷えてしまい、寝つきが悪くなります すべての洗浄を終えてから湯船にゆっくり浸かってリラックスしましょう
【思い込み】お風呂は、温度の高いお湯に長く浸かったほうが温浴効果もダイエット効果もある!
【A】 40度の湯に15分浸かればOK。それより長いのはダメ! 湯温が40度を超えたり湯船に長く浸かりすぎると、交感神経が刺激されることで血管がキュッと収縮し、冷えの原因に。その結果、代謝が落ち、ダイエットにも逆効果
【思い込み】NOT肩まで! 半身浴こそ、美肌磨きの入浴の基本
【A】 半身浴にメリットはゼロ 健康なアラサー世代であれば、半身浴して得られるメリットはなし。首まで浸かる全身浴でしっかり温まってリラックスすれば、副交感神経が優位になり、肌の保湿力がアップするそう。また、老廃物の排出スピードも全身浴のほうが断然早いです
【思い込み】入浴剤は入れても入れなくてもそんなに変わる気がしない
【A】 水道水に含まれる殺菌用の塩素を緩和することができるだけでも使う価値あり 肩こりなど体のこわばりをラクにして体を芯から温めるなら炭酸系。乾燥が気になるならセラミド配合タイプを。皮膚のザラつきや角質をケアするなら酵素入りを。リラックス感を求めるならラベンダーなど香りの好きなものを、と目的に合わせて入浴剤を使うと美容効果もアップ。ちなみに朝と夜では心地よいと感じる香りが異なるという研究結果が。つまり、夜リラックスしたいと思うなら、入浴剤を買うときも夜に買ったほうが正解ということ イラスト/香川尚子 取材・文/金子優子 構成/渡辺瑛美子 Edited by 渡辺 瑛美子
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