B2青森ワッツ、首位・A千葉に競り負け4連敗 第3Qで一時逆転も
プロバスケットボールBリーグ2部(B2)東地区6位の青森ワッツは第16節第2日の5日、千葉市の千葉ポートアリーナでアルティーリ千葉(A千葉)と対戦。同地区首位を相手に接戦を演じたが74-80で敗れ、4連敗を喫した。今季通算成績は11勝19敗で、同地区順位に変わりはない。 前日と同様、SG鍵冨をけがで欠いたワッツは第1クオーター(Q)、PFヒサタケがファウルを受けながらレイアップシュート、直後のフリースローも決める3点プレーで先制。しかしペイントエリアを守り切れず同Q終盤に9点のラン(連続得点)を許し、A千葉が主導権を握った。 10点ビハインドで迎えた第2Q、SF東海林とヒサタケがボールへの執着を見せスチールやリバウンドで好機を演出、SFホールやPG池田を中心に内外から加点し猛追。38-40とA千葉の背中を捉えて折り返した。 第3Q序盤、池田の3点シュートで逆転すると、その後は一進一退の攻防に。流れをたぐり寄せようと奮闘するも、中盤にタフショット(難しい状況からのシュート)を決められると、流れは再び相手へ。第4Qも追う展開が続き、最終盤にPFケリーが渾身(こんしん)のダンクをたたき込んだが、再逆転はかなわなかった。 2日連続40分フル出場となったヒサタケはこの日、28得点13リバウンドと2部門2桁の「ダブルダブル」をマーク。B2個人通算千リバウンドを達成した。