大谷翔平、第2打席は左前安打で3試合&11打席ぶりヒット 通算3発の“カモ右腕”から快音
◆米大リーグ パドレス―ドジャース(10日・米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク) ドジャース・大谷翔平投手(29)が10日(日本時間11日)、敵地・パドレス戦に「2番・DH」で先発出場。0―0の3回1死一塁の第2打席で左前打を放ち、3試合、11打席ぶりの安打とした。キングの外角92・6マイル(約149キロ)シンカーにうまく対応した。 この日のパドレス先発は右腕・キング。通算対戦成績は9打数4安打の打率4割4分4厘、3本塁打、今季も4打数2安打1本塁打とカモにしていたが、ブーイングで迎えられた初回1死の第1打席は外角高めの93・6マイル(約151キロ)のシンカーに空振り三振に倒れていた。それでも、相性の良さは健在。2打席目でしっかり対応した。 8日(同9日)の本拠地マーリンズ戦では4打数無安打。今季初の2試合連続ノーヒットに終わって、7日(同8日)までの3戦連発から一転、勢いにやや陰りが見えた。同日に20年本塁打王で、今季の最大のライバル・オズナ(ブレーブス)が2打席連発の12号を放ち、本塁打王争いで2位に後退していた。この日は昨季打点王のタッカー(アストロズ)もタイガース戦で12号をマークし、11本塁打の大谷を抜き去った。 それでも、最近2試合は当たりが止まっていたとはいえ、試合前の時点で打率3割5分5厘、54安打などリーグ8冠となっていた。敵地・ペトコパークはこの日まで通算8試合で16打数2安打の打率1割2分5厘とやや苦手の部類に入っているが、今の大谷なら関係ないはずだ。
報知新聞社