992.2世代で初の500馬力超えか!? ポルシェ911新型タルガ4GTSのプロトタイプを初スクープ!
ポルシェは現在、「911」ファミリーの一斉アップデートに取り組んでいるが、派生セミオープン「911タルガ4 GTS」プロトタイプをカメラが捉えた。シートに「GTS」のロゴが刻印され、フロントバンパーのエアインテークにはアグレッシブなブェイン(羽)を装備。718ボクスターGTSや、718ケイマンGT4 GTS4.0に似ているシステム搭載していることから、同じ自然吸気の4.0Lフラット6エンジンが搭載されている可能性も!?先日は「911カレラ」「911カブリオレ」「911 GTS」「911タルガ」「911ターボ」「911ターボカブリオレ」を一挙スクープに成功したが、残りの派生モデルの1台を撮影に成功した。 【画像】新型ポルシェ911タルガ4GTSのスクープ写真。 911タルガは米国の「ロールオーバー法」が実現することを見越して、オープンルーフの開放感と安全性を両立したモデルとして1965年9月に発表。当時はリアウィンドウにソフトタイプが採用され、1966年秋から911、911S、912に導入され大ヒットを記録した。その後1973年の第2世代911にも設定された。1983年には本格フルオープン「カブリオレ」が登場したが、それでもタルガは911ブランドのひとつとしての立ち位置を確立している。 捉えたプロトタイプは、足回りにセンターロックホイールを装着。フロントバンパーのエアインテークにはアグレッシブなブェイン(羽)が確認できるなど、タルガ最強の「GTS」であることがわかる。因みに標準のタルガは、コーナーエアインテークに一対の水平バーを備えている。 また、オープントップの画像を見ると、シートに「GTS」のロゴが刻印されているのがわかる。 さらに後部では、新設計されたバンパーにデュアルエキゾーストパイプがマウントされている。これは、718ボクスターGTSや、718ケイマンGT4 GTS 4.0に似ているシステムで、両モデルとも自然吸気の4.0L水平対向6気筒エンジンを搭載していることから、自然吸気エンジンが復活も指摘されている。 加えてハイブリッドパワートレインの導入も予想され、最高出力は現行のタルガ4 GTSが発揮する480psを超え、初の500ps超えも期待できそうだ。 992.2世代のワールドプレミアはベースモデルが先陣を切り2024年夏、その後順次公開予定となっているが、タルガ4 GTSは2025年以降にズレ込む可能性もあるという。
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