被災地復興へつなぐ…貴重なカニなど名古屋に美味が集結! 加賀・能登・金沢の物産展が始まる
メ~テレ(名古屋テレビ)
金沢の美味しいモノが名古屋で味わえます。能登半島地震から1年となるのを前に名古屋の百貨店で4日から被災地周辺のグルメや特産品を集めた物産展が始まりました。 石川県ブランドの「加能ガニ」に、濃い口の醤油が特徴の「富山ブラック」らーめんなど、金沢とその周辺のグルメが一堂に会する物産展が4日から名鉄百貨店で始まりました。 会場に集まったのは34店舗。 なかでも目を引く商品は、冬の味覚「香箱かに」と呼ばれるズワイガニのメスの身をふんだんに使った弁当。 漁の期間が短く、加工していないものは非常に貴重。 ほとんどが県内で消費されるため、名古屋で買うことができる機会はめったにないんだとか。
売り上げの一部は復興支援へ
今回の物産展には、1月の能登半島地震で大きな被害を受けた地域からの出店も―― 「石川県、能登地方は被災しているので、復旧には全然ほど遠いので、それをまず伝えたい。石川県の加能ガニを買ってもらって応援していただければと思います」(鹿渡島定置 高橋洋一 代表取締役) こちらの店は、石川県内の道の駅などに鮮魚をおろしていますが、道路の復旧などが追い付かず、客足が遠のいたため売り上げは去年の半分以下になっているといいます。 この物産展を通じて能登地区の魅力を再確認してもらい被災地の復興へつなげたいとしています。 「まだ復興していないところがたくさんあるので、能登もすごくいいところなので復興して、お客さんが来てくれるとうれしいと思います」(石川県から来た客) この物産展は10日までの開催。 期間中、会場には募金箱も設置され、売り上げの一部は復興支援に充てられるということです。