会見に登壇した（左から）哀川翔、桐谷健太、影山拓也、岡部たかし

　俳優の桐谷健太（４４）が主演するテレビ東京系ドラマ「Ｑｒｏｓの女　スクープという名の狂気」（７日スタート、月曜午後１１時６分）の記者会見がこのほど行われ、桐谷が共演する「ＩＭＰ．」の影山拓也（２７）、岡部たかし（５２）、哀川翔（６３）とともに出席した。 　原作は「ストロベリーナイト」などで知られる誉田哲也さんによる同名長編小説。週刊誌記者の栗山孝治（桐谷）が、若手記者の矢口慶太（影山）とスクープを狙い、芸能人の真実を暴いていく。週刊誌の編集長を岡部が、栗山と因縁のあるブラックジャーナリストを哀川が演じる。 　桐谷は「テレ東さん初出演で主演ありがとう！　という気持ちです」とはにかみながら喜びを表現。影山も連続ドラマへの出演は初めてで、「映像作品への出演は夢の一つ。エンディングテーマ曲に（ＩＭＰ．の）『ミチシルベ』を使っていただくのも本当にうれしい」とニッコリ。桐谷との関係性については「バディというか、凸凹コンビ感が出れば良いと思う。矢口と一緒に視聴者の皆さんも週刊誌の仕組みなどを楽しんでいただければ」とアピールした。 　撮影での大変なところを聞かれた桐谷は「今は大分よくなったけど、残暑がきつい。革ジャンで、下はニット。８月から撮ってるので」と酷暑の撮影を挙げた。「汗は人間なので出ます。でも撮影の時は顔に汗をかかないカラダになりました」とニヤリ。また、タイトルにちなみ自分にキャッチコピーをつけるならと問われた桐谷は、高校時代のエピソードから「近くに居ると元気になる、明るくなって良いことがあると。パワースポット、略してパワーマンって呼ばれてました」 　最後に桐谷は「元週刊誌記者の方に取材をして、伺ったアイデアもたくさん盛り込まれたドラマです。情報化社会で群集心理と言いますか、ＳＮＳ社会で浮き彫りになっています。その中で群集心理を利用する人、むしばまれる人…多角的にいろんな人物が出てきます。真実を暴くことが、正義なのか。考え、楽しめる作品になっていけばいいと思って全力で撮影しています。楽しみにしてください」とアピールした。